住宅の耐久性を考えるならリフォームで陸屋根からスレート屋根へ
住宅建築のトレンドにおいて、屋上を平らな状態にする陸屋根が人気となっています。陸屋根のメリットは都市部など土地の大きさが限られている場所において、屋上を有効活用できる場所にすることで洗濯物の乾燥やバーベキューなど趣味を楽しむことができるスペースにすることができます。
ただ陸屋根を活用する際に、利用者が注意しなければならないのが雨や雪が降った後の水処理です。雨や雪の水処理を怠ると、汚水を媒介としてカビなどの雑菌や雑草や藻などの植物が生えてしまいます。
これらの雑菌や植物の問題点は、強い繁殖力によって建物の建築材に穴をあけてしまうことです。その空いた穴から水が浸入すると、さらに雑菌や植物が繁殖してしまい住宅の耐久性を著しく低下させてしまうので地震災害に弱くなってしまいます。
さらにカビが繁殖した場合、そのカビが出す胞子が部屋の内部に侵入することでアレルギーのリスクも上げてしまいます。そのため雨や雪が降った後は排水処理を行うために、定期的に掃除をするだけでなくホームセンターで防水シートを購入して設置する必要があります。
これらのメンテナンスが面倒と感じた場合には、やはりリフォームでスレート屋根に切り替えるのも手段の一つです。スレート屋根は粘土質のセメントを一枚の板状に成形をして釉を塗った後に、1000度を超える高温で焼成を行った瓦にした後に屋上全体に敷き詰めた屋根のことです。
このスレート屋根のメリットは、高温の熱で焼成を行ったことによる防水性能です。焼成によって釉が溶けて表面をコーティングするだけでなく、1000度を超える温度によって粘土の中に含まれている水分を飛ばすことで水が染み込む余地をなくしています。
瓦事態に強い防水性能があるだけでなく、水がたまりづらいように防水処理を施した後に木材で基礎を作った後にセメントを使って斜めになるように敷き詰めていきます。斜めに敷き詰めていくことによって、水が地面に流れるようにすることで溜まることを防ぐ効果が期待できます。